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ガラパゴス日記 5日目

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今日はガラパゴスから立ち去る日です。

荷物の準備をしないまま寝てしまい、

朝の5時に喉の渇きのため目覚めたのをきっかけに

そのまま出発準備を始めた。

30分ほどで準備も終わり、もう一度寝た。

楽しく食事・会話をしたスペインの夫婦は昨日出発してしまい、

昨日の夕食と、この日の朝食は

エクアドル人の家族と同席させてもらった。

さすが、こんなところに旅行に来るだけあって、

多少の慎ましさは持っている。

Bien educativoなほうだ。

さて、朝食を済ませ7時半に出発。

サンタ・クルス島からバルトラ島に渡るための突堤までの

途中で、Gemelosという大きな穴が穿った場所があります。

道を挟んで二つ同じようなものなので

Gemelos(双子)と名付けられたようです。

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ガラパゴスに来て分かったこと。

やっぱりヨーロッパの人とは友達になれそうだ。

特にドイツ人とは。

これは学生の頃にイタリア旅行した時にも思ったこと。

アメリカ(北アメリカ)の人とは友達になれそうにない。

どうしても「エゴイスト」という先入観が取り除けない。

さて、Baltora空港に到着。

後はみやげ物を買うだけ。

Tシャツやらキーホルダーやら

ちょとしたものを物色した後は

ベンチに腰掛ボォーッと景色を眺める。

すると飛行機が到着し、

新たなツーリスタたちがぞろぞろと荷物を抱えてやってきた。

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去るもの、来るもの。

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彼らは何を見、何を感じて、今時分のいる場所へ

戻ってくるのだろうか?

そんなことを考えながら、グアヤキルへ到着後のことを考える。

そう、何度かお世話になった『TOPPI SUSHI』へ

顔を出そうと思っていたのだ。

飛行機に乗りこみ、カナダ人らしき太ったおばちゃんに

スペイン語で話しかけても「?」な顔。

「新聞読んでる?」と英語で話すと、

「それは彼のだからスチュワーデスに頼みなさい」

なんていいやがる。

『今読んでないし、あなた達スペイン語読めないんでしょ。』

と思いつつも、やっぱりノルテ・アメリカーノとは

仲良くなれそうにないと確信していくのでした。

どこの国に言っても通じる英語。

空港のみやげ物売りの人に、

「私は英語が嫌いだし、話せないからスペイン語でお願いします」

といったら、

『私は英語が好きじゃないけど働くために必要。』

と、ちょっと意地悪な感じで返されちゃった。

英語話せるからって何がどれだけ偉いんじゃい!と

思いつつ、母国語意外の国へ旅行するなら、

少しぐらい旅行先の言語を勉強してから

旅行しろと言いたい。

そこを英語は世界共通語でしょ。(=アメリカはすごいでしょ)

みたいな雰囲気を漂わせているのが鼻持ちならない。

ただのひがみ根性かな???

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いかん。話がそれた。

最後の「TOPPI SUSHI」。

オヤジさんは体調があまりよくない感じ。

血を吐いて倒れたとか。しかも、その直前に

奥さんが家財道具など一切合財持っていき、

それを従業員が手伝ったので、やめさせたりと

ちょっと大変みたい。

次来る時までに元気になっていてくれるといいんだけど・・・。

山盛り寿司を食べさせてもらいました。

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もう少しで日本の寿司が食べれる。

これは嬉しいけど、日本食のありがたみという点では、

薄れてしまいますね。

それほど日本食を「食べたい、食べたい」と

ならなかったですが、やっぱり食べたら

ほっとしますね。

醤油の味、米のもっちり感、見た目も大事にした盛り付け。

最後にエクアドルで食べた寿司は、

わさびをたっぷりつけた所為か、

ちょっと感傷的になったのか、

鼻と目によく効きました。

仕事の総仕上げ。

として、生徒に練習内容を決めさせ、

それをノートに書かせるということをさせました。

これまで練習メニューを決めていた私が居なくなった後も

自分達で練習が出来るようにとの工夫の1つです。

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まず一日ずつ交代で練習メニューを作らせ、

そのとおりに全員が練習する。

次は2日ずつと思ったけれど、

ノートを持って帰ったにもかかわらず、

練習に来ないということもあり、

私が考えたメニューをこなすという日もありました。

ま、いきなり思い通りに動かれても・・・、

めちゃくちゃ嬉しいですけど、

そうならないのが現実。


ま、いちおう送球による多球練習も、

ラリー練習も自分達で出来るので、

練習内容も多球とラリーも両方混ぜたものを書いてきます。

ま、強いてアドバイスをするなら

サーブ練習が足りないことぐらいですかね。

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あとはマチャラのキューバ人コーチか、

16時までしか働けない大学生の同僚に

如何にアドバイスをもらうか、

が継続して練習するためのポイントですね。

ここは、最後の最後に同僚と話をする予定です。

練習内容へのアドバイスと各個人への改善点の指示。

これを選手が自分達でするのはちょっとハイレベルすぎるし、

見本がいない(ない)というのが一番つらいところ。

卓球の世界大会やら、技術練習のDVDがあれば

プレゼントしてあげたいところだが・・・。

しまった・・・。これを書いてて、思いついた。

ま、とにかく、

練習内容を自分達で組み立てること、

自分達で練習すること、

はできるようになったから

ココに来た大きな目標は達成。

細かいところはいろいろ達成できてないけど、

ま、時間を追うごとに少しずつ理解が深まることを願うのみです。

仕事おーわりぃっ!!

そして、2年間ご心配&応援してくれた皆さん、

ありがとうございました。

あとは、無事に日本へ帰るだけです。

ヒューストンで英語コンプレックスを少し克服して

帰れたらと思ってます。

ガラパゴス日記 4日目

本日は徒歩中心のツアー。

Hotelから3kmほどのTortugaBayAM.

Hotelで昼食をとり、洞窟に行くのがPMという予定。

出発は朝の8時。

今日もいい天気で、

すでに暑いぐらい。

PuertoAyoraの街中をテクテク歩いていくと

ちょっと小高いところに入り口があり、


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そこからまっすぐと海に向かって散歩道がある。

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片道約一時間ほどの散歩だが、

この暑さの中を歩くのは結構しんどい。

しかも今日のギア(Guia=ガイド)は歩くのが早い。

ま、私にはちょうど良かったですけど。

テクテクひたすら歩き続けて目の前が

空の青、海の藍、そして砂浜の白に開けます。

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そして、その砂のきめの細かさと白さに驚き、

また波の綺麗さにも釘付けになります。


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その砂浜を今度はイグアナの休憩地点へ

海を左手に見ながら歩いていきます。

すると、その砂浜の白とは対照的な

溶岩の黒い岩がごろごろとしたところにつきます。

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その上をよくみると、

いたるところに海イグアナがいます。

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海にエサを取りに行くために

体を温めているところ。

海中20mほどにいある海草を取りに行く海イグアナ。

彼らは恒温動物なので体温の調整機能を持っていない。

ということで、冷たい海に入ると体温が奪われ死んでしまう。

そうならないように、陸で体温を十分に上昇させてから

海へ食料を確保しにいくのです。

暑くなりすぎて日陰で休むイグアナの姿も目にしますが、

これは満ち潮の時にエサを取りに行くと

エサまでの距離が遠く、難しいので

引き潮を待つために、暑くなりすぎないように

日陰で休んでいるのです。

うーん。こいつら、なかなか偉いもんだと関心しますね。

その後入り江で一泳ぎ。大して透明度もなく、

サメを見れるぐらい。

エイは残念ながら見れませんでした。

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お昼はホテルで食べ、15時半に洞窟に向けて出発。

地質学とか鉱石について勉強した人にはとても興味深いだろうけど、

知識不足のためあんまり面白くありませんでした。

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ただ、そのヒンヤリとした空気は

暑いガラパゴスの中での避暑地であることは間違いないですね。

そして4日目は暑さによる疲れをとる感じで

終わっていきました。

バナナの海 その3

自転車のおじいちゃん、予想よりは早く来てくれた。

太陽はあと10分もすれば地平線に触れるというところ。

そしてまた予想通りの展開が待っていた。

もちろん、マイナス方向の。

このじいちゃん、錠にあった鍵を知ってなかった。

ジャラジャラと鍵を一杯持っていてその中から

似たやつを5つほど選んでは試し、

試しは選ぶ、

をやり始めた。

こういうときの1秒,2秒の長いことったら・・・。

なんとか、4回目で鍵が合い、

入り口の扉が開く。


そして給水塔の階段の鍵も開けてもらう。

こちらは鍵の大きさが他のと比べて

明らかに小さかったので

一発で開いた。

そして、一気に猿のように頂上目指して登り始める。

筋肉番付のサスケじゃないんだから・・・と内心思いながら

とにかく猛スピードで登った。

そして・・・。

登りきった時には、太陽が地平線に触れる寸前だった。

とにかく、急いでカメラの準備。

フィルムカメラをまず始めに手に取ると、

こういうときに限って、

電池切れの表示が点滅。

動揺した私は仕方なく、

デジカメでひとまず撮影。

連射機能を使って、

まずは一枚でも確実に残す作戦。

その後、ノーマルモードにして、

フラッシュなし、フラッシュありで撮影。

この間に少し冷静さを取り戻し、

一度電池カバーを開けて、

閉じると数枚は撮影できることを思い出し、

その作業を手早く試みる。

そして撮影。

カシャァッ!!!!

シャッターが下りた。

良くぞ動いた。

いとしのα-SweetⅡちゃん。

このときもう太陽は真っ赤に燃え上がり、

こっちのシャッターを切るスピードも上がりっぱなし。

レンズを取替え大きな夕日も納めようと構えるも

急いで登ったために息が荒れ気味なのと、

筋肉疲労のために手が震えている。

『ええい、ままよ!!』と

シャッター速度の速さに運を天に任せて

シャッターを切り続けた。

太陽が沈みきったところで、

フィルムも36枚目にたどり着き、

フィルムを巻き取る音が

一仕事終えた充実感をもたらしてくれた。

下で待ってくれてるじいちゃんのために、

さっさと引き上げる準備をして、そそくさと下におりた。

今回もお礼にビッグ・コーラを

2本(サッカーしてるから友達にもと思い)

じいちゃんに持たせて、帰ってきました。

いやぁー生徒と一緒に卓球の練習するよりも

汗をかいた1時間でした。

今回の作品はこちら↓。

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フィルムのは現像後なのでまた後日。

ほんとエクアドル人の予想通りの働きには参りました。

あーつかれた。

ガラパゴス日記 3日目

本日はIsla Dephine Mayorとシュノーケリングの日。

といっても、このデフィネ・マイヨール島は、上陸せずに船で

ぐるっと一周するだけ。

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昨日見た動物とほとんど同じなので、

あんまり面白くはない。

ただ、この島が火山灰の堆積による岩で出来ているというのが

ちょっとだけ興味を引いた。

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あとは、、、。

シュノーケリングも

パナマでの色とりどりの魚達、

海の透明度に比べると

感動は薄かった。

残念ながらサメにもマンタにも出会わなかった。

昼食時にフグをお皿で掬えそうなのが

面白かった。

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ちょっと残念な一日。

ま、場所を大きく変えないから

目新しい動物が居ないのは仕方がない。

今日は一日ぼんやり景色を眺め、

水の冷たさを楽しみました。

エクアドルでの2年間を少し振り返りながら・・・。

バナナの海 その2

さて、その1の続き。


昼間のバナナ畑の撮影に成功し、

気を良くした私は翌日への期待を大きくして練習終了後、

すぐにバスに乗り込む。


太陽の位置を確認すると太陽が沈むまで、

約1時間の猶予だった。

El Retiroまで約15分、歩いて給水塔まで5分。登って5分。

とここまで考えて、「なんだ楽勝だ。」と思い、

撮影後にフランシスコとビールで乾杯する情景を

思い浮かべてバスのシートに沈み込みにんまりしていた。

一片の不安を胸に抱えてはいたが・・・。


そして、この一片の不安が現実化するとは、ね。


ほんと彼らは思ったとおりのことをやってくれた。

予定通り30分以内に、給水塔到着。

太陽はすでに赤さを増し、

下降速度が速くなってきていた。


そして扉の前で愕然とした。

そう、鍵が閉まっている。

事務所も閉まっている。

人影がない。をいをい・・・(―人―;


やっぱりいい感じの人でも、エクアドル人。

約束をすっぽかすのは当たり前ってことのようです。

すぐに給水塔の前のおばちゃんに尋ねる。

フランシスコはサッカーが好きだからたぶんサッカー場にいるよ。

ということで、急いでサッカー場に向かう。

そのサッカー場は運悪く、この地区の一番奥にあった。

この間太陽は沈み続ける。

サッカー場到着。

フランシスコを見つけられないが、

『変な中国人』が写真を撮りにきたことを

友人に面白おかしく話をしたのか、

サッカー場のエクアドル人が

「Ya viene(きやがった)」「Ya llego(おっ、よく着いたねぇ)」

なんて感じで、囃し立てる。


しかも、このフランシスコはエクアドル人にしては珍しく、

長髪で髪をまとめてひとつにしている。

そう、俺と一緒。ということで、「オカマたち」という

意味も込めて囃し立てられたのでした。


ま、そこは慣れたもんで、

「彼はヒゲがないけど、俺はあるよ」といってやるとみんな笑ってた。

そして、フランシスコと交渉。

サッカーの試合のメンバーで、今からその試合を始めるとのこと。「


俺に鍵を預けられないか?」と無理な相談をする。

ま、これは予想通り「No」

じゃぁ、「他の友達に預けて、ってのはどう?」というと

少し考えて「OK」といってくれた。

でもその友達というのがおじいちゃん。

自転車乗ってもタラタラとしかこげないだろうと

思われるおじいちゃんだった。


でも、仕方がない。このチャンスを逃したら、

28日か29日しかない。

しかも今日みたいに綺麗な夕日かどうか分からない。

とにかく走って、給水塔の入り口で待つことにした。


そして・・・。 『バナナの海 その3』に続く

バナナの海 その1

さて、これはちょっとAntiに感謝。

バナナ畑を見晴らせるぐらい高いところから

夕日を撮りたいと思っていたけれど、

バナナ農園に知り合いはいないし、

そんないい場所ないしと決め込んでいた時、

Antiが『物見小屋みたいなのがある』と

帰国間際に言ったのをきっかけに

その物見小屋を探し始めた。

そして、すぐに発見。

仕事が終わって、早速そこに向けて出発。

でも地区名がわからない。

バスの運転手と賃金回収係のお兄ちゃんに

下手な説明を繰り返しながら、

目的の場所に降り立つことが出来た。

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そこの地区名は

Paroquia EL RETIRO(パロキア・エル・レティーロ)。

サンタ・ロサからマチャラへ向かって15分のところ。

そして、迷いもせず目的の物見小屋に到着すると、、、

閉まってる。

そこの前の家のおばちゃんに聞くと

昼の1時から6時まで開いているとのこと。

参った。仕事は2時半から6時まで。

1時からといっても、多分彼らのこと。

1時半ごろに確実に居ても、

1時ちょうどにいるわけがない。

実はこの物見小屋、給水塔だったのです。

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仕方なく別の日に昼に来ることにした。

訪問2回目1時半到着。

ちょうど一人のお兄ちゃん(Fransisco=フランシスコ)が働いてた。

挨拶をして、給水塔に登らせてもらえるか聞くと、

二つ返事でOK.

ありがたいとばかりにすぐに登り、

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撮影開始。

そこで見た景色は・・・。

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バナナの木の海。

山の裾まで続くバナナ畑に圧倒され、

その見晴らしの良さにシャッターを切り続けました。

なんていい場所だ。

ここで一杯やりたかったけど、

仕事前なので我慢して、ひとまずお昼の撮影は終了。

夕日の撮影をしたいとフランシスコに話すと

今日はだめだけど、明日なら6時半ぐらいまでなら

待ってやってもいいと言ってくれた。

なんていい奴だ。

と思い、お礼にビッグ・コーラを一本買い、

翌日来ることを約束して帰路に着いた。

・・・『バナナの海 その2』に続く

Cafe herado

カフェ・エラード。

コーヒー・アイス。

コーヒーシェイクと言ったほうが近いでしょうか?

Machala名物です。

(単に他の町で出会ったことがないだけかもしれません)

しかも、これが飲めるお店はMachala2件。

この暑くて、埃っぽいMachalaを一時忘れさせてくれる

クーラーが効いた、インテリアが少しお洒落なお店。

Cafe Patacon(カフェ・パタコン)

Aroma de Cafe(アロマ・デ・カフェ)。

兄弟が経営している実は姉妹店みたいなもの。

これがAroma de Cafeのカフェ・エラード。

1.6(約180円)

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Cafe Pataconのカフェ・エラードは$1.2(約140円)

私は量も味もCafePataconのほうが満足です。

日曜は休みですがMachalaの暑さにやられそうになったら

ぜひお立ち寄りくださいませ。

ともるがへ

Machalaにきてくれた時は、引きずりまわした上に、

ご賞味させてあげれなくてごめんねー。

Huaquillasに行くついでにMachalaで一服してはどうかいな?

 Taxistaに店の名前を言えばたぶん連れて行ってくれる。

 CafePataconCerca de Estadio

Aroma de CafeCerca de AutoBanco de Machala o Cementerioで連れて行ってくれるはず。P’s Lojanasで行ってみては?

ガラパゴス日記 2日目

朝食を7時からとり、7時半出発。

と、予定通り行かないのがやっぱりエクアドル、か?

旅行者はブラジルスペインエクアドルの人たち。

でも、時間通りにいかない。

ま、もう慣れたからいいけど。

こういう待ち時間に読もうと持ってきた一冊の本も、

ここで読み終えてしまった。

3日目からどうしよう???

さて、本日はサンタ・クルス島から抜け出して、

Islas Plazas(プラサ島)とIsla Seymour(セイモル島)に行きます。

プラサ島までサンタ・クルス島から一時間半。

その間ボォーっとするしかないと思っていたら、

2人の船員が『ルミ』というトランプゲームを始めた。

それを覚えるのに時間を潰し、

あとはゲームを見て楽しんだ。

そして、プラサ島に到着。

正確には、南プ ラサ島に到着。

この島は、地殻の隆起によりできた島で、

典型的な楯状の島だと思います。

平べったく、乾燥している。

そんな島に到着し、

出迎えてくれたのは

こいつら↓。

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アシカちゃんたちです。

人を怖がることもせず、

自分達のペースで泳ぎ、

日向ぼっこをしてる姿は

ほんとに動物天国って感じ。

世界中の動物がこんなだったら、

絶滅した動物は増えただろうと

ふと頭をよぎった。

その後、出迎えてくれたのは、

こいつら↓。

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陸イグアナたち。

ついでに、こんなにちびこい

(対象物がないから分かり辛いと思いますが)

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海イグアナ。

さらには、サボテンたち。

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これまで見たこともない風景が

目の前にどんどん広がっていくので

ずっと心臓が高鳴りしっぱなしでした。

お昼ごはんを船でとり、

一路バルトラ島の北に位置する

セイモル島へ。

ちょっと暑さと乾燥に疲れ、

少し汗ばむぐらいの中

まどろみました。

目覚めてそろそろかと思ったけど、

まだ一時間もかかるみたい。

しかたなく、また船員の

トランプのゲーム観戦。

ルールは完全にわかった。

セブンブリッジに似ている。

明日同じメンバーだったら

1勝負してみようかと思う。

さて、セイモル島。

こちらはプラサ島に比べるとかなり大きい。

そして、植物も多い。

フラガータ(グンカン鳥)、

パタ・アスール、

ピケ・マスカラード

巨大陸イグアナ、など。

この島にいる陸イグアナが大きい理由は

植物が豊富だから。

しかも、この島のサボテンは幹があまり伸びず、

ウチワが高いところにつかず、

イグアナはサボテンに登る必要もなく

容易に食料を確保できるからだそうだ。

さらに外敵がいないこともあげられる。

なるほどね。

そして、パタ・アスール。

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こいつらは、プエルト・ロペスに行った時に

Isla de Plata(イスラ・デ・プラタ)へも行き、

いやというほど見たので、特に興味なし。

さらに時期があまりよくなく、数も少なかった気がする。

産卵期と飼育期の両方から外れた時期のようだ。

フラガータは間近で見れるということで

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イスラ・デ・プラタよりもお得感がある。

そういえば、プラサ島からセイモル島に行く途中で、

海がめの集団が呼吸をするために

水面にぷかぷか浮いているのに出会った。

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さらには、バルトラ島に戻ってきた時には

海イグアナが泳いでいるのも見ることができた。

ちょっと運がいいのを感じつつ

2日目が終わった。

明日はどんな出会いがあるのか・・・。

雨について

独り言。

この前Machalaに遊びに来てくれたのとは

別のLajanaLojaの女性)が

Blogで雨について書いていた。

コメントが長くなりそうだったので、

こっちに続きを書こうと思う。

(彼女の内容を知りたい人はMIXIに登録しないといけません)

いわゆる五月雨は好き。

絹糸のように細く、音が全然しない雨。

緑色の葉っぱや、雨どいから垂れ落ちる滴の音が

聞こえそうな感じが好き。

もう1つは雨も含めたその前後の風景。

夕立の前の静けさ。

一瞬何の音もせず、

後ろから追い越していく車のエンジン音が

やけにうるさく感じていたと思うと、

アスファルトに

ピタッ、ピタッ、って1つずつ黒いしみが増えていく。

その後、砂埃とアスファルトの匂いが

地面から立ち登って、

鼻を刺激したかと思うと、

ザァーッと一面水浸し。

遠くからは雷の音が聞こえてくる。

本格的な夏の到来を知らせる夕立も好きだし、

夏が終わるころの、暑さを和らげる夕立も好き。

こちらに着てからの雨にはそれほど悩まされなかった。

この前のクエンカを除いて・・・。(―人―;

エクアドルの人は傘をさす習慣があまりなく

(コスタ=海岸地方では特に)、

コスタでは雨よりも、太陽に対して

傘をさす人の方が多いと思います。

そんな私も雨にぬれる事に慣れてしまい、

折角持ってきた

「特許申請中 世界最小の折りたたみ傘」

なるものも、

エクアドル到着当初の数日を除いて

日の目を見ておりません。

ぬれてもすぐ乾くし、

汗でぬれるのと同じぐらいだと思うと

大して気になりません。

日本であんなにぬれるのを避けていたのが

不思議なぐらいです。

ま、そんなこんなで

エクアドル最後の独り言はこれで最後かな?